Exhibition View

The Live Broadcasting of Dreams-The Overwriting of Situations 1 2020 September Tokyo JAPAN
After the Dream 2020 February Ohgaki JAPAN
It’s a small world 2017 May London
Techniques of the Observer 2019 December Ohgaki JAPAN
A Song for the Triumphant Return 2019 August Nakanojo JAPAN
Rhythm and Jet6 2018 June London UK
The Other Side of the Sound 2018 May London UK
Workshop for Embodiment 2018 London UK
Membranous Sensibility 2017 January London UK
Housekeeping 2017 January London UK
Study for Embodiment2 2018 January London UK
Study for Embodiment1 2018 London UK

2020年11月1ー7日 [Necropolis -死都の再演-]N-mark 名古屋

いま使用されている公共建築に、なんらかの違和感を伴った、寂れた雰囲気が漂うとすれば、これを共有する人々、つまり本来の所有者たちの、集合的な意思の問題なのではないか? 公共建築を通じて見出される、公共性の機能不全と思考停止状態をミズタニは「廃墟性」と指摘する。

「廃墟性」を主題に、ミズタニが最初に扱った公共建築は、ソフトピアジャパンセンタービル(黒川紀章、1996年竣工。岐阜県大垣市)だ。岐阜県が当初謳った「技術開発室等のIT関連企業のオフィスビルとしての機能」は、竣工時から2020年現在まで、機能不全と思考停止状態を維持している。言い換えれば、公共建築には施主としての市民、代議員、官僚、設計者の間に生じる機能不全と思考停止状態が象徴として現れるのだ。 それがどこに立地しても……。

この仮説を裏付ける2020年の象徴こそ、新国立競技場(大成建設・梓設計・隈研 吾建築都市設計事務所共同企業体、2019年竣工。東京都新宿区、明治神宮外苑)だ。 ミズタニは、公共建築を媒介に、現代日本の肖像を描いている。